遥かなる富士をのぞむ群青の海原に舞う
羽衣伝説の宿
世界文化遺産にも指定された富士山の全容をのぞむ駿河湾に面した砂浜には松林が続きます。
その昔、天女が羽衣をかけたとする伝説の地である「羽衣の松」が残る三保の松原。
日本を代表する風光明媚な景観そばに佇む「天女の館 羽衣ホテル」で、駿河の山海の幸とともに羽衣の舞を楽しみます。
三保の松原 天女の館 羽衣ホテル
白波が打ち広がる美しい松林の海岸の先に、堂々とした富士をのぞむ三保の松原は、いつも多くの観光客でにぎわっています。
にぎわう松林そばに佇む羽衣ホテルは、2,000坪の庭園に囲まれた純和風の宿。
もてなしのための客室は全15室。至るところに宮大工の細やかな技が育まれています。
心落ち着く大浴場は木組みの傘天井が印象的です。
寄り道を誘う石畳からおもてなしの時を感じる
にぎわいを見せていた三保の松原に静けさが訪れる時、寄り道を誘うのは、石畳の先のあたたかみのあるエントランスの明かり。
藤色の絨毯で敷きつめられたロビーの先には庭園の空間が広がっています。自然に旅人は旅館情緒が漂う客室に導かれます。
二間続きの離れの客室「雅」
本日のお部屋は、6畳の次の間に8畳の本間が続く数奇屋づくりの離れの客室「雅」。
純和風の風情を醸し出したゆったりとした空間が広がります。
坪庭を愛でながら浸かる贅沢な内風呂の檜風呂は、1階の客室から庭園に出て松原の海岸まで通じています。
天空の広がりを感じさせる木組み傘天井が独特
2ヵ所ある大浴場はそれぞれ天井が独特です。
石組みの湯船に浸かり天を仰げば、まるで天に向かう木組みの傘のように
感じさせる天井が摩訶不思議な空間を演出しています。
岩組みの露天風呂もけっして広くはありませんが、時折たなびく富士の清風がなんとも心地がいい。
駿河の山海の幸が並ぶ夕餉の時間
毎月変わる献立の主役は、目の前の駿河湾で揚がる旬材の魚の造り。
春先から秋口にかけて獲れる名物桜エビも、かき揚げの天ぷらで楽しめます。
地元野菜とともに一品一品、会席料理のコースでいただきます。
伊勢エビの味噌汁が贅沢な朝食を演出
地元の郷土食「黒はんぺん」に、地魚の焼き魚の香ばしさが朝の食欲を掻き立てます。
かわいらしい天女が彫られた蓋を開ければ自然と箸がすすみます。
コクのある伊勢エビの味噌汁は、まさに贅沢の極み。
※掲載されているお料理はプランや季節、仕入れ状況によって異なる場合があります。