寄り道を誘う石畳からおもてなしの時を感じる

にぎわいを見せていた三保の松原に静けさが訪れる時、寄り道を誘うのは、石畳の先のあたたかみのあるエントランスの明かり。
藤色の絨毯で敷きつめられたロビーの先には庭園の空間が広がっています。自然に旅人は旅館情緒が漂う客室に導かれます。

二間続きの離れの客室「雅」

本日のお部屋は、6畳の次の間に8畳の本間が続く数奇屋づくりの離れの客室「雅」。
純和風の風情を醸し出したゆったりとした空間が広がります。
坪庭を愛でながら浸かる贅沢な内風呂の檜風呂は、1階の客室から庭園に出て松原の海岸まで通じています。

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    天空の広がりを感じさせる木組み傘天井が独特

    2ヵ所ある大浴場はそれぞれ天井が独特です。
    石組みの湯船に浸かり天を仰げば、まるで天に向かう木組みの傘のように
    感じさせる天井が摩訶不思議な空間を演出しています。
    岩組みの露天風呂もけっして広くはありませんが、時折たなびく富士の清風がなんとも心地がいい。

    駿河の山海の幸が並ぶ夕餉の時間

    毎月変わる献立の主役は、目の前の駿河湾で揚がる旬材の魚の造り。
    春先から秋口にかけて獲れる名物桜エビも、かき揚げの天ぷらで楽しめます。
    地元野菜とともに一品一品、会席料理のコースでいただきます。

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      伊勢エビの味噌汁が贅沢な朝食を演出

      地元の郷土食「黒はんぺん」に、地魚の焼き魚の香ばしさが朝の食欲を掻き立てます。
      かわいらしい天女が彫られた蓋を開ければ自然と箸がすすみます。
      コクのある伊勢エビの味噌汁は、まさに贅沢の極み。

      ※掲載されているお料理はプランや季節、仕入れ状況によって異なる場合があります。