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宿研通信 10月号

今、覚えておきたいことば 時代のキーワード

お客さまは時代の変化に敏感なもの。
宿研通信編集部が選んだ、時代の流れを掴むキーワードをお届けします。

 

KEY WORD01

サードハンドスモーク

>>たばこが消えたあとも残る煙害
>>子どもに悪影響を及ぼす近年、禁煙に対する関心が高まりつつあるなか
たばこが消えたあとに残る煙害、
『サードハンドスモーク』に注目が集まっている。

サードハンドスモークは喫煙者の
息、髪の毛、衣類、周りの空間など、
臭いのついたところに潜んでおり、
有害物質は数ヵ月間残留する。
そのためさまざまなところをさわり、動きまわる
子どもへの影響がもっとも懸念されているという。

日本政府は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け
分煙などの受動喫煙対策に乗り出しているが、
分煙ではサードハンドスモークを
防ぎきることはできない。

子どもや、子を持つ親が安心して過ごす空間づくりには、
完全禁煙のスペースも視野に入れていく必要がありそうだ。



KEY WORD02

じゅんかん育ち

>>下水道の汚泥を肥料として活用 >>ブランド化によるイメージ改革国土交通省が推奨している『じゅんかん育ち』は、
下水道の汚泥からつくった肥料で食材を栽培するという取り組みだ。
下水処理の過程で発生するリンや窒素を
有効活用することで、汚泥処理がすすむだけでなく、
農家に対しより低価格で肥料が提供できるようになる。

国土交通省と日本土壌協会の実験によると、
下水道の汚泥からつくった肥料で栽培されたイチゴは、
一般の化学肥料を使って栽培されたイチゴよりも
収穫量が大幅に増え、糖度も上昇したという。

その結果、16道府県などでじゅんかん育ちが実施されており、
例えば北海道岩見沢市では、じゅんかん育ちを
取り入れる農家が急増。いまでは利用希望者が
予約待ちの状態だという。

こうした取り組みは、言葉のマイナスイメージを払拭する
ブランディング手法として、今後広がっていくかもしれない。



KEY WORD03

Google Home

>>家庭用音声アシスタントデバイス >>部屋での使用に用途を特定Googleから新商品『Google Home』が発売された。
Google Homeとは、音声によってユーザーの
知りたいことを教えてくれる
家庭用音声アシスタントデバイスだ。

従来のものと異なる点は、
個人が携行するものではなく、
屋内で使用するデバイスだということ。
Google Homeに話しかければ、
天気やテレビのチャンネル、ニュースなど、
その時知りたいことに答えてくれるのだ。

さらに、話しかけなくても1日のスケジュールを
決まった時刻に自動で読みあげるといった、
秘書的な機能も追加される予定だという。

Google Homeのような、特定の場所で使用する
音声アシスタントデバイスは、今後ますます増えていくと予想される。
現在発売されているのは家庭用だが、
将来的には公共施設などでも活用できるものへと
発展していくかもしれない。