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宿研通信 2月号

今、覚えておきたいことば 時代のキーワード

お客さまは時代の変化に敏感なもの。
宿研通信編集部が選んだ、時代の流れを掴むキーワードをお届けします。

 

KEY WORD01

フォロ割

>>SNSのフォロワー数×1円の割引
>>時代に合った集客方法SNSがインフラ化した昨今、投稿した記事や写真に対しての
リアクション数が多いことがステータスとなりつつある。

そんななか、奄美大島のリゾートホテル「THE SCENE amami spa&resort」が、
Instagram・Twitter・Facebookの合計フォロワー数×1円分の宿泊料を安くする
『フォロ割』を導入して注目を集めている。

夏場はリゾート地として人気の奄美大島だが、冬場は空室が目立つ。
早速昨年11月からフォロ割を始めたものの、当初はさほど話題にならなかった。
しかし、12月にTwitterで話題になってからは、
問い合わせが急増し、多くの予約が入るようになったという。

時代に応じてニーズが変化するように、
集客方法も時代に合ったやり方があるのだろう。
今後は、宿泊施設だけではなく多くのビジネスに活用できそうだ。



KEY WORD02

ロボ旅

>>ロボットを活用したJTBの旅行商品 >>観光人材不足の解消をねらう知らない土地で旅をする時は、もはやスマホを手放せない。
しかし、折角の観光をスマホと
にらめっこではもったいないと思わないだろうか。

そこで、JTB西日本とシャープが協業し、
モバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」を使用した
観光サービス「RoBoHoNと行く『ロボ旅』(京都)」の販売を開始した。

「ロボ旅」は、ロボホンを旅行者に貸し出し、
一緒に街歩きを楽しめるJTBオリジナルの旅行商品。

ロボホンが施設に設置された電波発信器を感知すると、
観光箇所や店舗の説明、順路、付加情報を旅行者に教えてくれる仕組みだ。

これは期間限定の実証事業で、
まずは京都でロボットを活用した環境整備を行うことにより、
観光人材不足の緩和を目指すという。

これからの時代、各観光地が多種多様な要望に応えられる準備を
する必要があるため、こうしたナビのロボ化も
ひとつの解決策なのかもしれない。



KEY WORD03

出国税

>>出国時に1,000円を徴収 >>25年ぶりの新税日本政府は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、
インフラだけでなく、法整備にも着手した。

日本からの出国時に、1人あたり1,000円ほどの税を徴収する
『出国税※「国際観光旅客税」』の導入が来年に迫ってきた。
実現すれば、恒久的な国税として1992年の地税以来の新税となる。

この税制の特徴は、対象が外国人旅行客だけでなく、
出張や旅行で出国する日本人も含まれていることだ。
実施すると、年間で約410億円の税収が見込める。

これを財源に、多言語の観光案内の整備や、出入国管理の体制強化をすすめていく方針だ。
海外では出国税にあたるものが導入されている国もあり、
オーストラリアは「出国旅客税」として、
1人あたり約5,000円を徴収し、年間で約800億円の税収を得ているという。

しかし、税金の使途に不明確な部分が多く、疑念も残る。
正しく、よい国にするために使ってもらいたいと願う。