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時代のキーワード:登山届/ベッドモバイラー/鉄旅

お客さまは時代の変化に敏感なもの。

宿研通信編集部が選んだ、時代の流れを掴むキーワードをお届けします。


KEY WORD01

登山届

>>噴火をきっかけに急増


>>加速する義務化の動き登山がカジュアルなスポーツになりつつある一方で、
自然の脅威に対する危機管理能力の低下が問題視されていることから
『登山届』を利用する人が急増している。

登山届とは、登山者がこれから登る山の登山計画、持っていく装備、
連絡先等を記して所轄警察署に提出する書類のこと。
届出が急増した理由として、9月に長野・岐阜県の御嶽山で発生した噴火災害で、
行方不明者の把握が難航したことが挙げられる。

全国の噴火山を持つ県では、登山届の提出の義務化を検討中とのこと。
この対応により、万一の時の管理強化と並行して、
登山客の危機管理意識の向上にも期待したい。


KEY WORD02

ベッドモバイラー

>>寝る前にも手放せないスマートフォン
>>隠れ不眠、体調不良の原因にも常にスマートフォンを手放せないといった、
スマホ依存症に続き、
『ベッドモバイラー』と呼ばれる人たちが増えている。

ベッドモバイラーとは、
寝床についてもスマートフォンを手放さない人のこと。
スマートフォンから発せられるブルーライトを長時間浴び続けることで、
気付かぬうちに“隠れ不眠症”となってしまう人が多いそうだ。

便利な機器とはいえ、健康を害しては元も子もない。
いつも私たちの身近にあるスマートフォンとの付き合い方を、
今一度考えてみるべきなのではないだろうか。


KEY WORD03

鉄旅

>>日本旅行の新企画が話題
>>かゆいところに手が届くプラン日本旅行が「撮り鉄」や「乗り鉄」のような
「鉄っちゃん」を対象とした
新企画『鉄旅』が注目を集めている。

例えば、廃線が決まっている列車を擬人化して、
それにみんなで手を振ってお別れするといった企画など
「かゆいところに手が届く」プランとして話題だ。

「鉄っちゃん」市場は今では100億円と
言われるほど大きな産業となっている。
こうした、今まで注目されにくかったコアな市場が、
これからの日本経済の屋台骨になる可能性も十分あり得るだろう。

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