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時代のキーワード:手ぶら観光/民泊新法/旅ラン

お客さまは時代の変化に敏感なもの。
宿研通信編集部が選んだ、時代の流れを掴むキーワードをお届けします。


KEY WORD01

手ぶら観光

>>受付カウンターの増設すすむ
>>地方農業活性化の期待旅の楽しみは、思い出とともにお土産を買うことでもあるだろう。
現在、国土交通省は2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、
『手ぶら観光』を実施するための環境整備をすすめている。

これは、道の駅などの直売所に専用の受付カウンターを設置し、
購入した商品を次の目的地や海外へ配送または一時預かりする取り組みだ。

荷物を持ち歩く負担を減らすことで、
農産物や加工品などの購入意欲を高める目的があるという。

国から整備費の一部が補助されることもあり、
手ぶら観光のための受付カウンターは全国に増え続けている。

インバウンドにとって利便性の高い環境づくりがすすめば、
地方経済の活性化がより期待できそうだ。


KEY WORD02

民泊新法

>>「民泊」の条例を整備 >>近隣住民の安心にも繋がる観光産業が活性化すると、その弊害として白タクのような
違法業者が現れるケースが多い。

ホテルや旅館を介さず観光客を宿泊させる「民泊」も、
そうした違法業者を生む温床になっている。

そこで、民泊を営む事業者に自治体への届け出を義務づけ、
安全管理や宿泊者名簿の作成などを求める『民泊新法』が施行される。

新法は民泊を営む企業や個人を対象とし、年間の営業日数を180日以内と定めた。
また、インターネット経由での仲介事業も規制対象としているという。

民泊新法で条例が整備されることで、
近隣住民の安心・安全の確保が期待できそうだ。


KEY WORD03

旅ラン

>>旅先で楽しむランニング >>新たな街の魅力を発見2007年から始まった東京マラソンをきっかけに起こったランニングブーム。
いまや街なかを走るランナーも珍しくなくなったが、
近年新たに旅行先でランニングを楽しむ『旅ラン』が話題となっているという。

普段のランニングコースとはまったく異なる景色や、
大自然のなかで非日常的なランニングを楽しめること、
そして普段の観光では気づけない街の魅力を発見できるのが旅ラン人気の理由だ。

最近では地域性豊かなランニング大会も開催されており、
そうした大会にエントリーするため旅行をするランナーもいるという。

旅ランをテーマに据えたテレビ番組もあり、今後も旅ランの注目は高まっていきそうだ。

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