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宿研通信 12月号

匠が、とっておきの集客術を教えます 集客の匠に訊く

集客の匠に、お客さまを呼ぶポイントを訊くこのコーナー。
4ヵ月連続して“盛りつけの匠”が
「盛りつけが持つ集客力」についてお話しいたします。
今回のテーマは『小物で演出する華やかさ』についてです。

小物で演出する華やかさ

みなさま、こんにちは。“盛りつけの匠”もりたとしこです。
4回にわたり、「盛りつけが持つ集客力」についてお話ししています。
どうぞよろしくお願いいたします。

第3回は『小物で演出する華やかさ』についてです

ガラス食器で、ひと味ちがう盛りつけを

第1回は盛りつけの基礎を、第2回ではお客さまが喜ぶ盛りつけについてお話ししてきました。
今回は、これまでのワザを少し応用した盛りつけをご紹介します。

盛りつけをより美しく見せるために、食器選びは重要です。
しかし、コスト面を考慮するといまある食器を買い替えるわけにはいきませんよね。
そんな時、私はガラス食器の買い足しをオススメしています。
前回もお役立ちアイテムとしてご紹介した「ガラスの器」ですが、
和食と合わせるには敬遠されてしまうことも。
しかし、お重のなかにガラスの器を入れるだけで、工夫を凝らした印象を与えることができます。
他にも野菜を立てたり、胡麻豆腐を入れたりすると、
ガラスが色を遮らないためテーブルを華やかに彩ることができるでしょう。

ちなみに、和食の盛りつけの場合は洋食を、洋食の盛りつけの場合は和食を参考にすると、
意外なヒントがあったりします。
たまには海外のお料理を見ても、よい刺激になるかもしれません。

小さなピックでも十分な存在感

盛りつけの基本をお話しした際、“高さを出す”というポイントがあったと思います。
その“高さを出す”のに一役買うのが、「ピック(爪楊枝)」です。
爪楊枝というと和風なイメージがありますが、洋風のガラスピックなどもたくさんあります。
和風だと竹製のものや、先端に紅葉のついている季節感のあるものなど種類は豊富です。
先端が2つに分かれている“松葉串”は、
銀杏や黒豆を刺すと、少量で高級感を演出することができます。
さらに、ピックに刺したお料理は立てかけられるため、
お料理の“高さを出す”のにピッタリなアイテムです。
ピックなら、たくさん入っていてお値段も安いので、コストパフォーマンスのよいアイテムです。

定番のお料理で特別感を演出するには?

お客さまに人気の定番のお料理も、ひと工夫加えるだけで、グッと高級感が高まります。
例えば、大人も子どもも大好きな“ポテトサラダ”。
レタスを敷いて、器に盛って、プチトマトで彩りを・・・これだけでは、
家庭でつくるポテトサラダとなんら変わりがありません。
こんな時に活躍するのが、「アイスクリームディッシャー」や「セルクル※」です。
これらにポテトサラダを詰めてパッと抜くだけで、
あっという間にオシャレなサラダに早変わりします。
キュウリやトマトと盛りつければ、彩りもバッチリです。
このように、少しいつもとちがうアイテムを取り入れるだけで、
お料理の盛りつけが楽しくなるのは間違いありません!

※料理をする際に使用する型、もしくは枠で底のないもの。

 

 
プロフィール
もりた としこ
盛りつけ師、フードスタイリスト。フリーランスでレシピ提案、料理本や商品パッケージのフードスタイリング、レストランのメニュー撮影、自宅や出張でのお料理教室や盛りつけレッスンを開催している。日々簡単でおしゃれに見える盛りつけを研究中。