田園が広がる里山に
大人がおとぎ話を愉しむ湯宿
東北の入口にあたる須賀川。かつて松尾芭蕉が滞在し、『おくのほそ道』の行脚中に句を残した俳句のスポットとしても全国的に知られています。
「おとぎの宿 米屋」は田園風景が広がるなかに佇む一軒宿。
湯量豊富な自家源泉を持ち、肌にとろみを与える泉質に、誰もが魅了されます。
須賀川温泉 おとぎの宿 米屋
車で宿近くに来ても、一見して湯宿があるとは思えない場所に「おとぎの宿 米屋」はあります。
外観は2階建ての細長い建物ですが、館内に入るとほっこりと和むロビーラウンジがお出迎え。
館内には「おとぎの空間」を期待させる名称がそれぞれついた各23室の客室。
2ヵ所の大浴場と、露天風呂にスパ施設、寛ぎのライブラリーカフェにお食事処、土産処の構成です。
ナチュラルな空間のおもてなしが
五感に沁みる
館内は、随所に木のぬくもりが心地よいハンドメイドの家具や愛らしい絵画・彫刻が。
フリードリンクとともに楽しむ「音戯の森」は、ライブラリーカフェになっていて、森のなかにいるかのような空間です。
暖炉の火が焚かれたラウンジに心が癒されます。
須賀川の風景を
源泉に浸かり楽しむ極上の箱物語
本日のお部屋は「はっぱのおくりもの」。まるでおとぎの国に迷いこんだかのような各客室の名称に遊び心を感じます。
和室9畳に部屋と一体となったウッドデッキ、源泉半露天風呂の構成。
本館の2階にあり、須賀川の里山風景を楽しめます。
客室で何をするにもストレスなく寛げるスペースが嬉しいところ。
とろりとした源泉と美しい庭園に浸かる贅沢
宿の自慢は湯量豊富なアルカリ性単純泉。その特徴は肌にすいつくような、とろりとした湯。
「月」と「花」のそれぞれの大浴場・露天風呂は幻想的です。
爽やかな風そよぐ露天風呂は天を仰げば青い空が広がっています。源泉をミストで浴びるサウナも魅力の一つ。
秋の会席料理はおとぎ話「牛若丸」
春夏秋冬で変わるおとぎ会席。物語に沿った料理長の創作料理がメロディを奏でます。
前菜は幼き日々・・・。牛若丸の幼少を表した扇に笛の演出。
四季折々の地の旬材に見た目も艶やかな料理がおとぎ話のシーンごとに続きます。
メインのお造りは五条大橋。食材でつくられた弁慶の立ちはだかる姿に心も和みます。
綺麗になる自慢の朝ごはんは
地の野菜が主役
体のなかから綺麗になる朝ごはん。料理長手づくりのにんじんジュースに始まり、
地の野菜を使ったフルーツサラダ、見た目も楽しい6種類の惣菜、
その場で炊く釜炊きごはんは須賀川産コシヒカリと十五穀米を選択。
朝から上質なおもてなし料理を味わいます。
宿屋の気遣いが溢れている湯宿
お客さまの口コミで泉質、料理についで評判なのが、スタッフの笑顔によるおもてなし。
館内には客室だけではなく、スタッフ1人ひとりによる寛ぎの空間の演出が隠されています。
特におススメは音戯の森の空間。思い思いの時間を好きなドリンクと書籍で過ごすのは大人の悦びです。