神の湯といわれるpH8.7の
さらりとした美肌の湯。

弥彦温泉の歴史は一千年前と古く「弥彦の霊泉」と呼ばれ、
素晴らしい効用にたいそう評判となり、門前町の温泉場として栄えたそうです。
現在の源泉はpH8.7のアルカリ性単純温泉。肌の角質をとる美肌効果が高いとのこと。
名代家の浴場は意匠の異なる男女別大浴場が2ヵ所に
天空の貸切露天風呂が1ヵ所、しかも温泉は源泉掛け流しです。
けっして派手さはありませんが、深みのある大きな湯船は
大人でもしっかりと肩まで浸かることができ、芯からあたたまります。

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早朝、鐘の音が響き渡る
門前町の情景を見渡す和洋室。

名代家の客室は全部で19室。そのうち2室が和洋室で、あとはすべて和室の構成。
本日宿泊するお部屋は5階にある和洋室。
8畳の和室にベッドルームの寝室と、弥彦の門前町を見渡せる広縁がある間取り。
和の落ち着いた雰囲気が心を和ませ、癒やされます。

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美味満開。佐渡の魚介と新潟和牛に思わず満面の笑み。

名代家のお料理は、季節ごとに変わる地元中心の食材で献立され、
宿泊されたお客さまからも高い評価を受けています。
本日のお料理は「春うらら会席」。
弥彦山を望む頂から、春霞にかすむ佐渡島の情景が浮かんできます。
色とりどりの前菜は弥彦産のアスパラ菜やうるい、蛍烏賊に出雲崎産のもずくなど6品。
続いてお造りは、日本海で揚がったばかりの脂の乗ったお刺身に思わず舌鼓。
帆立と鰈をもろみで焼いたお料理は竹の筏と帆立貝の器に盛られ、とても綺麗でした。
次に見た目はコーンスープにも見えたお料理はなんと茶碗蒸し。
視覚的な口直しのあとは、メインの佐渡島沖の紅ずわい蟹と
霜降り模様が美しい新潟和牛の蒸し焼き料理。
紅ずわい蟹の甘みと和牛の旨味に、
この時ばかりは黙ってひたすらいただくも満面の笑みがこぼれます。
変わり種として魚介の煮込み料理のアクアパッツァや
山菜の天麩羅と最後に苺大福のデザートもいただいてすべて完食しました。大満足、ご馳走さまでした。

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2礼4拍手1礼がおやひこさま参りの流儀。

年間百万人以上の参拝客でにぎわう弥彦神社。
一般的には「やひこ」と呼びますが、正式名称は「いやひこ」と呼びます。
神社の入り口である一の鳥居までは名代家から徒歩でわずか2分程度。
おすすめは朝食前に御社殿にて無料でご祈祷していただける「御日供祭」。
2月中旬から12月までほぼ毎日午前6時50分頃から開催されております。
早朝のお参りは心もキリリとしていいですね。
ところで神社でのお参りは、一般的には2礼2拍手1礼ですが弥彦ではなんと4拍手。
その理由を名代家主人の河村信之さんに尋ねると
「おやひこさまの神様は片耳が不自由のため、よく聞こえるように多く拍手する」とのこと。
思わずほっこりとするお話をうかがうことができました。
おやひこさまの参拝をかねて、ぜひみなさまも一度お泊まりになってみては如何でしょうか。

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※料理は、仕入れ状況により毎日異なったメニューが提供されます。
掲載の料理はメニュー一例としてご参考にしてください。