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時代のキーワード:東武スカイツリーライン/認証型コンセント/屋根貸し制度

お客さまは時代の変化に敏感なもの。
宿研通信編集部が選んだ、時代の流れを掴むキーワードをお届けします。




KEY WORD01

東武スカイツリーライン

>>東京スカイツリーにつながる路線
>>オープン直前で墨田区界隈はヒートアップ
ついに完成し、周辺地域の盛り上がりも熱を帯びてきた東京スカイツリー。
業平橋駅は「とうきょうスカイツリー駅」に改称、
押上駅も「押上(スカイツリー前)」と副駅名を導入するなど、
交通機関が東京スカイツリーの恩恵にあずかろうという動きを見せている。

そんな中、東武伊勢崎線も浅草・押上~東武動物公園間を
「東武スカイツリーライン」という愛称にすると発表した。

これまでは浅草寺や国技館など古き良き日本の歴史が
息づく町というイメージのあった墨田区界隈。
東京スカイツリーという新顔が加わり、これからは日本の今昔が楽しめる町として
全国から観光客が押し寄せる大注目スポットになることはまちがいない。


KEY WORD02

認証型コンセント

>>電気どろぼうは立派な犯罪!
>>人を選ぶコンセントを開発
あなたは公共施設などで、無断でケータイの充電をしたことはないだろうか?
実はこれ「盗電」という犯罪。被害件数は多く、福島第一原子力発電所の事故の影響を受け
エネルギー問題で揺れている今、注目されている。

そんな中、ソニーが「認証型コンセント」を開発した。
これは、電子マネーなどに使用されている技術を応用した、ICチップを
プラグの先端に搭載して持ち主を認証するというものだ。
コンセントには読み取り機がついており、
利用可能な機器かどうか判断してから電気の供給をする。

そうすることで、公共施設の盗電を防いだり、
電気料金を個人単位で支払ったりすることも可能になる。
また、万が一電力不足になった時には、
優先度の低い機器への電力供給を自動的に停止させることもできるという。
しかし、公共施設には多くの業者なども出入りする。
そのたびに使う機器の一つ一つを登録させるのでは、
手間賃のほうが高くついてしまいそうだ。


KEY WORD03

屋根貸し制度

>>太陽光パネル設置のため電力会社に屋根を貸す
>>「一石三鳥」のお得なシステム
東日本大震災により、日本人が必要に迫られた節電。その節電によって、
一躍脚光を浴びているものが新エネルギーだが、太陽光発電もそのひとつだ。

しかし、太陽光パネルの設置には2~300万円がかかり、
その回収には10~20年もかかってしまうため、普及には至っていない。
そこで政府から発表された方針が“屋根貸し制度”だ。

7月から自然エネルギーの固定価格買い取り制度が始まることに合わせ、
太陽光発電の参画企業の増加が狙い。家庭が屋根を貸し、
発電会社がパネルを置くというこの制度。家庭は屋根の賃料を、発電会社は売電収入を、
そして太陽光発電の普及にもつながる「一石三鳥」の仕組みだ。

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