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時代のキーワード: シニアサイン/おみせフォト/水源地域保全条例案

お客さまは時代の変化に敏感なもの。
宿研通信編集部が選んだ、時代の流れを掴むキーワードをお届けします。




KEY WORD01

シニアサイン

>>高齢者のための新コミュニケーション方法
>>共に生きていく社会作り
世の中が「高齢化社会」と言われる中で、
この言葉に私たちはどれほど向き合っているのだろうか?
今、私たちは高齢者のためにより具体的な行動、
取り組みをしなければならない時にある。
そこで広がりを見せているのが「シニアサイン」だ。

「シニアサイン」は、話し言葉に
簡単な手話や手振りを加えたコミュニケーション方法。
加えて、大声で伝えたり、繰り返すときに生まれるイライラを、
和らげてくれる効果もあるという。

高齢者に対して「どうせ聞こえないから」と、
会話をあきらめていた人も居るのではないだろうか。
「高齢化社会」を共に生きるには、このような取り組みが大切になるはず。
まずは簡単なサインから覚え、実践してみてはいかがだろうか。


KEY WORD02

おみせフォト

>>ネット上で店内が見渡せる
>>新たな形の集客サービス!
「気になるけど、中の様子がわからず入店しづらい…」。
お店の前で、一度はこう思ったことのある人も多いはず。
そこで利用したいのがGoogleの「おみせフォト」というサービスだ。

おみせフォトとはパノラマ写真によって店内を360度見渡すことが出来る、
ストリートビューの店内版。
お店の許可を得た専属のカメラマンが店内を撮影し、
それをネット上で公開するというもので、撮影にかかる費用は全て無料だとか。

東京、京都、大阪などを中心に展開しており、今後は範囲を広げていく予定。
経営者の方は新たな集客方法として、気になるお店のある人は下調べとして、
是非活用してみていただきたい。


KEY WORD03

水源地域保全条例案

>>土地取引の監視強化
>>日本の水源地を守れ!
皆さんは知っていただろうか。
数年前から中国などアジア新興国を中心に、
日本の森林地域が買収されていたことを。

このことに危機感を感じた埼玉県や群馬県などは、
水源地周辺の土地が外資に買収されることを防ぐために
「県水源地域保全条例」を定例会に提出した。
地域内の森林の土地所有者に対し、1ヘクタール以上を売買する際、
契約の30日前までに契約後の所有者の氏名、住所や土地利用目的などの、
届け出を行わなければならないとしたもの。

事前に届け出なかったり、偽りの届け出をしたりした売主には、
各県が是正勧告し、従わなければ氏名などを公表するそうだ。
日本では法律上、外国資本の土地買収を規制することはできない。
この条例で少しでも抑止できればいいのだが…。

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