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時代のキーワード:おんせん県/ロコモ/男女平等度

お客さまは時代の変化に敏感なもの。
宿研通信編集部が選んだ、時代の流れを掴むキーワードをお届けします。




KEY WORD02

おんせん県

>>「うどん県」香川に続け!

>>おんせんを利用して全国にPR湧出量、源泉総数共に日本一を誇る大分県が「おんせん県」という商標登録を出した。
これは、大分県観光の課題となっている知名度アップに挑むため。

認可には数ヵ月かかるが、すでに県内観光施設で
「おんせん県観光誘致協議会」を設立するなど、態勢づくりは整っている。
申請が認可されれば、勝手に「おんせん県」という名称を使えなくなり、
おんせん=大分というイメージ訴求にもなるはずだ。

「うどん県」「おしい! 広島県」そして「おんせん県」…
次にユニークなネーミングを付けるのはどこの県だろうか。


KEY WORD03

ロコモ

>>メタボの次は“ロコモ”に注意!?
>>高齢化で広がる新たな国民病ロコモとは「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)のことで、
2007年に日本整形外科学会が提唱した新概念。
骨や関節、筋肉への信号機能が衰え、“立つ”“歩く”という運動が
困難になってしまうことや、そのリスク状態のことを言う。

高齢化社会の進行に合わせて、今やロコモとその予備軍は4700万人。
メタボに次ぐ新たな国民病といわれており、
厚生労働省が第三次国民健康づくり運動のなかで
ロコモ対策に取り組んでいく考えを示している。

体が動かなくなるのを「加齢」と片付けてしまわずに、
適度な運動や栄養ある食事を心掛け、骨や筋肉を強くすることが大切だ。


KEY WORD01

男女平等度

>>日本は世界で101位と低迷
>>国会議員の女性の割合は2割にも満たず世界各国を対象に、男女の平等度を調査した結果が発表された。
それによると日本は135か国中101位で昨年の98位よりランクダウン。
1位アイスランド、2位フィンランド、3位ノルウェーと北欧諸国がトップ3を独占した。

アメリカは22位、中国は69位と、日本はほかの先進諸国に比べても大きく遅れをとっている。
日本がここまで下位に甘んじている理由は、国会を見れば明らかだろう。

女性国会議員の割合は2010年の時点で18.2%と少なく、
省庁、企業の幹部に占める女性も少ない。
こうした問題が是正されない限り、
本当の意味で男女平等が実現する日はまだまだ遠いままだろう。

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