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時代のキーワード:圏外旅行/インバウンド/ファスト内定

お客さまは時代の変化に敏感なもの。

宿研通信編集部が選んだ、時代の流れを掴むキーワードをお届けします。


KEY WORD01

圏外旅行

>>デジタルデトックスの一環

>>“圏外”地域への旅行で心に癒しをスマートフォンやSNSが普及する一方、
時にはそれが煩わしく感じられる人が増えている。

そんな現代人の願いを叶える、『圏外旅行』が、いま話題だ。
これは、電波が入らない離島などに滞在し、その間はスマホの電源も落とすというもの。
SNSやインターネットからも離れることで、
頭のリフレッシュに繋がり、仕事でのアイデアが生まれたなど好評だという。

「SNS疲れ」という言葉も生まれる現代。
圏外旅行によって情報過多から距離を置き、
自分を見つめ直してみてはいかがだろうか。


KEY WORD02

インバウンド

>>相次ぐ訪日外国人向け商品
>>免税対象の拡大を当て込む「入ってくる、うち向きの」を表す英語『インバウンド(inbound)』。
いま、訪日外国人観光客向けビジネスが、このキーワードをもとに展開されている。
例えば、有名百貨店各社では来春発売予定の福袋に、
幇間(たいこもち)体験ツアーなどの「日本らしい」商品がとり揃えられているのだ。

その背景には、今年10月に発表された外国人観光客向け商品の免税対象拡大がある。
従来は対象外だったものを含むすべての商品が、消費税免税対象になったのだ。

少子化により、国内消費に頭打ち感のある日本経済。
インバウンドが打破のきっかけとなるか、期待される。


KEY WORD03

ファスト内定

>>選考期間が短い採用方法
>>他業界への流出を阻止する奇策近年業界ごとに評判が大きく偏ることで、
人材が流出してしまうことが避けられないという。
そんな現状を打破するべく、各企業が打ち出した奇策が『ファスト内定』だ。

これは、社員採用の選考期間を極端に短くして内定を出すことで、人材採用を図るもの。
企業によっては、短期合宿のみで採用したり、
留学中の学生をターゲットに短期選考をしたりするそうだ。

早期に採用をして、結果的に人材定着に繋がらなくては意味がない。
今後は、そのことも考慮したうえで採用を行える社会になることに期待したい。

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