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時代のキーワード:パーソナルモビリティ/MRJ/ワゴン型タクシー

お客さまは時代の変化に敏感なもの。

宿研通信編集部が選んだ、時代の流れを掴むキーワードをお届けします。


KEY WORD01

パーソナルモビリティ

>>各社で開発競争高まる

>>観光業界からも注目近年の技術の進化は、公道での移動手段をも変えそうだ。
なかでも、一人乗りの移動機器『パーソナルモビリティ』の開発や
それを活用したビジネスが注目されている。

日本国内での走行場所の規制が緩和されたことを受け、
パーソナルモビリティのひとつである電動立ち乗り二輪車「セグウェイ」を使った、
観光案内プランが開発されているという。
また、三輪電気自動車「i-ROAD(アイロード)」は都市部での新たな移動手段や
シェアリングビジネスでの活用が期待されている。

各企業でも開発が活発化しているパーソナルモビリティ。
公道での移動手段に自動車や自転車が当たり前だった時代が、
過去のものになる日も近いかもしれない。


KEY WORD02

MRJ

>>国産初のジェット旅客機
>>航空各社が導入を検討今年11月、ついに国産初のジェット旅客機
『MRJ(三菱リージョナルジェット)』が初の飛行テストを終えた。
結果は成功に終わり、国内外でその性能の高さが評価されることとなった。

MRJは従来の同型機に比べ2割以上燃費性能が高く、騒音も小さい。
そのため、燃油コストが各社の収益に直結する航空業界では、
MRJの高い燃費効率に注目が集まった。

世界各国の大都市におけるハブ空港と地方空港を結ぶ
「リージョナルジェット」としても期待され、航空各社で導入が検討されている。
MRJが日本や世界の空を飛び交う日もそう遠くないだろう。


KEY WORD03

ワゴン型タクシー

>>ゆったり乗れるタクシー
>>外国人観光客の需要見込むタクシーに使われる車といえば、セダン車のイメージが強いかもしれない。
ところが最近、大手自動車メーカーからタクシー用のワゴン車が発表されている。
これからは、車内がゆったりとした『ワゴン型タクシー』が主流になるというのだ。

ワゴン型タクシーはセダン車に比べ車内が広く、
大きなスライド式ドアが採用されているため、
体の不自由な人も乗り降りがしやすいという利点がある。

2020年の東京五輪開催に向け、大柄な外国人もゆったりと利用できる
ワゴン型タクシーのニーズが高まってきているという。
自動車メーカーとタクシー企業が一体となった挑戦に期待したい。

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