予約を増やすホテル・旅館のホームページ制作ガイド!旅行者1,000人への独自調査から分析した予約率向上のための情報設計を徹底解説

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予約が増える宿泊施設のホームページとは?旅行好き1,000人への調査で分かった「求められている情報」
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予約が増える宿泊施設のホームページとは?旅行好き1,000人への調査で分かった「求められている情報」

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2025. 05. 14

最終更新 2025. 09. 24

予約が増える宿泊施設のホームページとは?旅行好き1,000人への調査で分かった「求められている情報」のキービジュアル

宿泊施設のホームページに対して、予約者は何を期待し、何に失望しているのでしょうか?

 

その答えを探るために、弊社では 2025 年 3 月、旅行好き 1,000 人に独自アンケートを実施。
この調査から見えてきたのは、シンプルですが 重たい事実 でした。

 

9 割近くが確認として宿泊施設のホームページを訪問

7 割強が「ホームページの出来栄えが予約決定に影響する」と回答

この数字が示すとおり、様々なメディアやSNSが普及した現在でも、宿泊施設の公式ホームページは依然として重要な役割を担っていることが確認できます。
しかし、予約者からは、

 

✕  デザインに凝りすぎ、情報が見づらい。探しにくい。
✕  写真が予約サイトとほとんど同じで、新しい発見がない。
✕  PRが詰め込まれすぎて、特長が分からない。

 

などの声が聞かれ、予約者が求めていることと、施設側の情報発信との間にすれ違いが生じている実態が明らかになりました。
本稿では、予約者が公式ホームページに何を求めて訪れ、どのような不満を感じているのかについて、アンケート調査の結果を共有します。そして、現場マネージャーや集客担当者向けに、効果的な情報の出し方や見せ方のヒントを順を追って読み解いていき、最後の章では、これら調査結果の考察を下記の3つの視点に整理し、実務に活かせる要点としてまとめます。

■ What  :なにを、ホームページに求めているのか
■ Where:どこに、ホームページ改善余地があるのか
■ How   :どのように、期待に応える情報を考えるのか

※本アンケート調査は、毎年1回以上国内旅行に行き、自身が宿泊先を予約する機会が多い、全国の一般消費者1,000人を対象に実施しました。

目次

    集客戦略に役立てられるデータが満載!<br>「アンケート調査結果の全容」のサムネイル

    集客戦略に役立てられるデータが満載!
    「アンケート調査結果の全容」

    全国の旅行好き1,000人を対象に実施したアンケート調査の「全結果(年代別含む)」をこちらの資料にまとめています。集客施策を考える参考データとして活用できます。

    第1章.宿泊先探しをしている人の「行動パターン」は?

    旅行者はどのようにして宿泊施設と出会い、どこで比較し、どのタイミングで予約先を決めているのでしょうか。本調査から見えてきた宿泊先選びの行動パターンを理解することで、現場マネージャーや集客担当者は、各接点(SNS、予約サイト、公式サイト等)のデータを効果的に分析できるようになります。まずは、旅行者の予約行動の流れから見ていきましょう。

    約サイトは「展示会場」:活用率信頼性高い

    予約者は、行先が決まり宿泊施設を探すとき、どのようなメディアを使って“宿探し”をしているのでしょうか?またそのなかでも、比較検討するとき、どこの情報源を最も信頼しているのでしょうか?
    本調査では下記の2つの設問から、これらの実態を明らかにしました。

    設問:よく行く旅行シーンで宿泊先を探すとき、主にどのメディアで情報収集をしていますか?
    設問:宿泊施設を比較するとき、どの情報源をいちばん信頼していますか?
         ※こちらの設問の結果は、ダウンロード資料からご覧ください。

    上記の通り、宿泊先探しでは「宿泊予約サイト」が75%の圧倒的な利用率をもち、情報の信頼性でも最も高く評価されていました。この要因として、条件検索の簡単さ、比較しやすい統一フォーマット、客観的なクチコミという情報収集の「便利さ」が「信頼」に直結していると考えられます。
    多くのメディアが存在する現在でも、予約サイトは地域の宿泊施設が一堂に集まる「展示会場」として機能し、旅行者にとって最初の接点機会となっていることもまだまだ多いでしょう。集客担当者は予約サイト上の写真や説明文の鮮度を保ち、クチコミ返信まで小まめに管理する必要があります。

    ームページは「決断の場」:訪問率影響力が高い

    次に、多様なメディアや媒体が存在するなか、宿泊施設のホームページ(以下、公式HP)がどの程度訪問され、予約の意思決定にどれほど影響するのかを下記の設問で明らかにしました。

    設問:宿泊施設を比較するとき、施設の公式HPをチェックしますか?
    設問:公式HPの出来栄え (表現や分かりやすさ) は、宿泊先を決めるときにどれくらい影響しますか?

    宿探しをしているなかで、公式HPを確認する予約者は86にのぼり、全く確認しない人は5%未満と少数派です。さらに「公式HPの出来栄えが宿泊先選びに影響する」と75が回答しています。これは、公式HPが単なる情報源ではなく、予約行動に直結する「決断の場」として機能していることを示しています。自施設が予約先候補に残り、さらに選ばれるためには、公式HPの品質向上が不可欠といえるでしょう。

    約者行動の3ステップ:出会い・選別・決断のプロセス

    旅行者は、普段の生活の中でSNSやTV、雑誌などをきっかけに施設と出会う機会があります。そして旅行計画時には、予約サイトで候補を見つけ絞り、公式HPで詳細確認をして予約するという3つのステップに分かれることが本調査を通し想定できます。SNSや雑誌などが「知るきっかけの場」、予約サイトが「選別の場」なら、公式HPは「決断の場」です。最後に見られるからこそ、公式HPで受けた印象は記憶に残りやすい重要な接点として位置づける必要があります。

    析への展開:集客担当者が見るべき“数字のつながり

    この行動プロセスを前提にすると、自施設が情報発信をしているメディア/媒体を先の3つの行動フェーズに振り分け、各アクセスデータを横並びで比較・分析することが必要です。(データの連続性)

    例えば、SNSの閲覧数が増えても予約サイトや公式HPのアクセスが伸びなければ、「興味は持たれたが、それで終わった」と解釈できます。特に「予約サイト⇒公式HP」の遷移を示す指標は、継続的に観察すべきポイントです。

    このように、マネージャーや集客担当者はSNS、予約サイト、公式HP、広告などのデータを個別に見るのではなく、予約者の行動フローに沿って並べ俯瞰することで、効果とその影響範囲から課題ポイントを把握できるようになります。

     第1章:まとめ 

    旅行者は「出会い → 選別 → 決断」という3ステップで行動しています。公式HPはその最終段階、「決断の場」であることを意識しましょう。また、ホームページで受けた印象は記憶に残りやすく、意思決定に影響することを忘れずに。※親近効果がはたらく

     

    第2章.宿泊施設のホームページに「訪れる目的」は?

    公式HPに訪れる人の割合が非常に高いなかで、以下の設問を用意し、予約者の公式HP訪問の目的を明らかにしました。

    設問:宿泊施設の公式HPを見るとき、どのような情報を知りたいですか?
    設問:あなたが宿泊施設の公式HPに求めること上位3つを教えてください。
         ※こちらの設問の結果は、ダウンロード資料からご覧ください。

    この両設問の結果から共通して上位に挙がったのは、公式HPで最優先すべき3つの情報です。
    施設のこだわりや特長 他のメディアにはない視覚情報 アクセス情報や周辺観光情報

    公式HPに来る目的1位は「ならではのことを知りたい

    公式HPで得たい情報として『施設のこだわりや特長』が19.3%で1位となりました。これは単なる好奇心ではなく、「ここを選ぶ決め手になる何か」を探す行動です。
    このことから、トップページのメインビジュアルやその直下には次の情報が不可欠と考えられます。

    ✓「○○で唯一の○○」などの一行で“独自性”を知覚できるキーメッセージ

    ここだけの滞在シーンが具体的に浮かぶ写真や短尺動画

    これらを配置し、訪問者が3秒で「自分とのマッチ度」を理解でき、その後の記憶にも残る情報設計が必要になります。競合サイトを3つ4つ見た後でも自施設の特長が記憶に残るのか。今一度、キャッチコピー・ビジュアル・レイアウトを点検し、あなたの施設らしさ”独自性“を際立たせましょう。これは第三者に聞くことがお勧めです。 

    ◆ 独自要素の発掘に必要な「差異化」の視点
    実は、「独自要素」を見つける際に必要なのは、「差別化」の視点ではなく、「差異化」の視点が有効です。この2つは混同されやすいのですが、競争軸や経営資源の捉え方が異なります。「差別化」は、競争軸が“優劣”のことが多く、どうしても価格競争やスペック競争に巻き込まれやすいのに対し、「差異化」は競争軸から外れた“独自のポジション”を築くことに焦点を当てます。そして、より高度な差異化は“代替不能”を知覚させ、中長期的な収益を生む源泉になります。この「差異化」を意識した独自要素の見つけ方は、今後別の記事で詳しく取り上げたいと思います。

    他のメディアにはない視覚情報

    上位にあがったもう一つの重要項目が「他のメディアにはない写真や動画」「滞在イメージが湧く視覚情報」です。特に若年層ほど、条件よりも先に視覚情報から「泊まる価値」を見出す傾向が強いことが分かりました。

    ◆ 視覚体験を強化する:3つの効果的アプローチ
    本調査では「予約サイトや SNS では見られない写真・動画を見たい」という声が目立ちました。にもかかわらず、実際にはOTAと同じ画像をそのまま流用してしまうケースが少なくありません。予約者が求めるのは「あと一押しの確信」が得られる追加の視覚情報です。
    公式HPの自由度を活かし、次の3つのアプローチで視覚情報を提供しましょう。

    ✓ OTAでは見せないアングルからの撮影
     OTAでは見せていない角度や、短尺の体験シーン動画など、異なる視点の視覚情報を
     用意する。(過去のデータを探してみる)

    ✓ ストーリー性のある視覚コンテンツ

     「夕方~夜~朝までの1日の流れ」「季節ごとの魅力」など、ストーリー性を持たせた
     視覚コンテンツを用意する。例えば、客室は日中だけでなく、間接照明が灯る夜の雰囲気や、
     朝日が差し込む清々しい朝の写真など、情緒を高める視覚情報など。

    ✓ その場にいる視点で確認できるコンテンツ

     360度カメラや屋内版ストリートビューを活用し、実際に空間にいるような感覚で確認できる
     コンテンツを提供する。

    公式HPの制作時に予算と時間に余裕がある場合は、サイト構成とメッセージを固め、必要なビジュアル要件を整理した上で、目的に合わせた専用撮影を行うことをお勧めします。伝えたいメッセージと視覚情報がぴたりと一致したとき、施設の魅力が最大限に際立ちます。

    利便性と計画性を助ける「アクセス情報や周辺観光情報

    全年代共通で3位にあがったのが「アクセス情報や周辺観光情報」です。これは旅行計画に直結する実用的なニーズであり、特に50代以上では施設そのものだけでなく、立地や周辺環境も含めて慎重に検討する傾向がありました。宿泊だけでなく「地域を楽しむ情報」が揃っていることで、施設の親切さや丁寧な姿勢が予約者に伝わり、施設への好感度向上に寄与するでしょう。

    さらに、予約者の計画づくりをサポートするには、一般的な観光案内だけでなく、公式HPだからこそ伝えられる“地域の魅力”を実用的に加えることが効果的です。ここでは、工夫点を3つ紹介します。

    ◆ 周辺情報を活かす:公式HP価値を高める3つの工夫

    ✓ モデルコースの掲載で、計画づくりを後押し
     「地域名 モデルコース」は、どこの観光地でもよく検索されているキーワードです。
     地域の定番観光ルートを紹介することで、はじめて訪れる旅行者に安心感を与えられます。

    ✓ 車なし派にも嬉しい“周遊方法”を紹介

     大型都市が商圏の観光地では、「車なし 観光」「車なし モデルコース」といった
     検索キーワードがよく見られます。こうした情報をSEO施策としてブログ発信すれば、
     認知機会の拡大が期待できます。


    ✓ “穴場スポット”で地域の奥深さを伝える

     大型連休時には「地域名 穴場」の検索が急増します。混雑を避けられる魅力的な
     スポットも紹介すれば、公式HPの価値と施設への好感が高まるでしょう。

    第2章:「まとめ」のひと言

    公式HPで特に重要視されるのは、「独自要素・確信を得る視覚情報・旅行計画に役立つ情報」の3点。この情報強化で好印象⇒候補に残りやすくなります。

    集客戦略に役立てられるデータが満載!<br>「アンケート調査結果の全容」のサムネイル

    集客戦略に役立てられるデータが満載!
    「アンケート調査結果の全容」

    全国の旅行好き1,000人を対象に実施したアンケート調査の「全結果(年代別含む)」をこちらの資料にまとめています。集客施策を考える参考データとして活用できます。

    第3章.宿泊先選びの「決定要素」は何なのか

    予約者は、同じ価格帯の施設で迷ったとき、何を決め手に選ぶのでしょうか。
    本調査では、 下記の設問を通して、“最後のひと押し”となる要素を明らかにしました。

    設問:同じ料金帯の宿泊施設を比較するとき、選ぶ「決め手」になりやすいポイントは何ですか?

    用性が最終判断の鍵。ただし世代によって異なる傾向も

    本調査で明らかになったのは、「宿泊プランやサービス内容」(23.6%)と「設備の充実」(19.0%)が上位を占め、続いて「第三者のクチコミ」(17.2%)と「立地・アクセスの良さ」(16.5%)が僅差で続いていることです。これは、具体的な滞在体験に直結する詳細で実用的な要素が決め手になっていることを示しています。
    興味深いのは、これまでの設問で重視されていた「施設の特長「視覚情報(写真や動画などの雰囲気)」は上位に入らず、最終決定要因にはなりにくい点です。この結果が示唆するのは、予約者の二段階の意思決定プロセスです。

    ✓ 候補を選定する段階
     この段階では、施設の特長や視覚情報などの、大まかな情報を通じて
     自分の要望とのマッチ度を計り、一定水準をクリアした施設を候補に残す。


    ✓ 最終判断の段階

     この段階では、具体的な体験内容や客観的評価など、数値や内容で比較しやすい
     要素で最終決定を下す。


    ※上記の思考プロセスは全ての意思決定に当てはまるわけではありませんが、実証研究で支持されている
     代表的な意思決定モデルの一つで、人はまず、粗い情報で候補を絞り、残った選択肢を詳細に比較する
     という認知的な傾向があります。この二段階プロセスは行動経済学やマーケティング理論で広く研究・
     応用されています。

    つまり、まずは分かりやすい概要情報である「独自性」や「視覚的要素」に魅力がなければ候補にも残らず、そのうえで選ばれるためには詳細情報である「現地での体験価値」をいかに高め魅力的に伝えられるかが鍵となります。
    この視点から見ると、予約サイトと公式HPのアクセス数やエンゲージメントが高いにもかかわらず、予約数が伸びない施設では、“現地体験”に対する何らかの課題がある可能性が考えられます。マネージャーや集客担当者はこの二段階のプロセスを理解しておくことが必要です。

    ◆ 世代間に見る「決め手」の違いとは?
    本設問でも、宿泊施設選びの決め手に世代ごとの傾向差が明らかになりました。

    20〜30代は「プラン内容」を重視しつつも「写真や動画の雰囲気」への関心が他世代の約2倍と、視覚的な印象や感性を重視する傾向があります。これに対し、年齢が上がるにつれて「立地・アクセス」の重要度が高まり、70代では最優先項目になっています。 また50代は「第三者のクチコミ」を特に重視する傾向があり、失敗を避けるための合理的な判断を行う特徴が見られました。

    これらの世代傾向は、ターゲット層に合わせた訴求ポイントの最適化に直結する重要な知見です。詳細な分析については、ダウンロード資料からご確認ください。

     第3章:「まとめ」のひと言 

    予約の最終判断には、実用性・具体性・信頼性が鍵。現地体験の魅力と情報発信力を強化しましょう。(第2章と重なりますが、あらゆるメディアでの情報発信は、ざっくり把握できるパートと、詳細・実用情報を得られるパートに分ける情報設計が閲覧者の理解を促進するためには必要です。)

     

    第4章.予約者からの「ホームページ改善要望」一覧

    ここでは、本調査のなかで意見のあった、宿泊施設の公式HPに対する不満の声を紹介します。
    自施設のHPが十分満たしているのか確認ポイントの参考にご覧ください。

    順位 不満点の内容 割合
    1 もっと写真や動画を見たいのに、情報が少ない 12.9%
    2 客室の広さや水回りなど、客室情報が十分でない 10.9%
    3 料理のメニューや量がわかりにくい 10.0%
    4 他施設との違いや特長が分かりにくい 8.7%
    5 お風呂についての詳しい情報が少ない 7.4%
    6 料金や予約条件の案内がわかりにくい 6.3%
    7 キャンセル規定がわかりにくい 5.9%
    8 予約フォームやお問い合わせ先が見つかりにくい 3.3%
    9 館内外の設備に関する情報が少ない 2.2%
    10 アレルギー対応の情報が少ない 0.8%

    ▼その他、自由回答欄での声(抜粋)

    デザインがおしゃれすぎて見にくい
    予約プランが分かりづらいのが多い
    よくある質問の内容が少ない
    コインランドリー有無についての情報が少ない
    設備の劣化、管理状況が記載されていない。古い所は見せない。
    その客室の注意点を知りたい。(音に関することは特に事前に知りたい)

    ここでも世代による傾向の違いが見られました。
    詳細な結果については、ダウンロード資料からご確認ください。

    第4章:「まとめ」のひと言

    多くの予約者は、「写真が足りない」「体験が見えない」ことに不満を感じています。“見える・分かる・選べる”設計が改善の起点です。

     

    第5章.さいごに:ホームページに活かす「要点整理」

    最後の章では、本調査の結果を冒頭に述べた3つの視点で整理し、要点をまとめます。

    What なにを、公式HPに求めているのか
    Whereどこに、公式HPの改善余地があるのか
    How   :どのようにして、期待に応える情報を考えるのか

    Whatなにを、公式HPに求めているのか

    本調査で明らかになったのは、予約者が公式HPに求めているのは単なる情報ではなく、決断のための4つの情報です。

    ✓ 候補に選ぶ理由となる「独自性の情報」
     予約サイトやSNSで興味を持った施設の「ここにしかないこと」を確認し、
     意思決定の根拠を得たいという欲求に応える。
     「良いが、他と違いはない。」というモノ・コトは独自性にはなりません。


    ✓ 現地体験ができる「視覚情報」

     他メディアにはない写真や動画で、自分の滞在シーンを
     具体的にイメージしたいという期待に応える。
     「視覚情報の少なさ」は、予約への「リスク」を発生させます。


    ✓ 計画を手伝ってくれる「実用性のある情報」

     アクセス方法や周辺観光情報など、実用的な情報を用意し、
     有意義な旅行計画を立てたいというニーズに応える。


    ✓ 第三者評価による「信頼性の情報」

     第三者の評価や受賞歴などを提示し、初めて利用する施設への
     不安を解消したいという深層心理に応える。

    これら4つの要素が揃ってはじめて、ホームページは「必要な情報が得られる場所」として機能し、施設の魅力や体験価値がスムーズに伝わることで、予約者に安心感や期待感を与えやすくなります。また、集客担当者はデザイン優先や一方的な情報発信ではなく、確信を与える「決断の場」として公式HPを捉え直すことが必要です。世代によって重視する情報の違いにも配慮し、ターゲットの価値観に応じた情報設計も意識しましょう。

    Whereどこに、公式HPの改善余地があるのか

    これまでのように、予約者が「見たい情報」と「掲載されている情報」の間には、すれ違いが生じています。本調査では、特に以下の3点が改善余地として考えられます。

    改善余地1:HPのファーストビュー ⇒ もっと印象的にする
    ホームページのメインビジュアルに置くべきは、よくあるカットや、ありきたりなコピーではありません。施設の独自性を一瞬で伝える“象徴的なワンカット”と、体験価値を凝縮した“印象的なひと言”に見直すことで、訪問者の心を掴み、その後の記憶に残りやすくなります。そのためにまずは、ファーストビューを見て、どうゆう連想を抱かせるのか言葉に起こして決めましょう。


    改善余地2:写真や動画 ⇒ 多角的な視覚情報にする

    予約サイトと同じ使い回し画像は、予約の決め手を与える情報にはなりません。客室の朝と夜の表情、料理のこだわりが伝わる接写、実際の利用シーンが簡単に知覚できる動画など、多角的な視覚情報を用意することで、「ここに泊まりたい」という気持ちを後押しします。


    改善余地3:使われている「言葉」⇒ お客様価値に言い換える

    「~があります。」ではなく、「~ができます。」の表現に。いまホームページ上でPRしていることを、お客様が“できること”に言葉の変換をしましょう。

    Howどのようにして、期待に応える情報を考えるのか

    予約者に魅力を届けるには、「なにを載せるか」でなく、その前工程の「どう考えるか」が問われます。さいごに、情報設計の3つの視点を紹介します。

    1.情報設計は“二段階プロセス”を想定して考える
    本調査から見えた「候補選定→最終判断」の二段階プロセスに合わせて情報設計を見直しましょう。トップページは的を絞った「候補に残るための特長と視覚情報」を優先し、下層ページでは実用性のある「選ばれるための具体的な体験価値と詳細情報」を充実させることが効果的です。また、世代によって重視する情報が異なるため、ターゲット層に合わせた情報の深さを工夫することで、より多くの共感を得られます。また、予約サイトとの数字の連続性も意識しましょう。


    2.お客様の“見ている景色”を見に行く

    ここでの「景色」は客室からの眺めではなく、ターゲットとしているお客様の日常に広がる風景です。どんな日常生活を送り、何に気を配り、何に疲れ、何に価値を感じやすく、どんなことに幸福感を感じるのか。そして、旅行にはどんな意味があり、地域の施設がどう見えるのか。
    こうした背景までを想像し、お客様解像度を高めることが「響く言葉」「魅力を感じる視覚情報」の出発点になります。
    その人の日常に、どんな情報を投げかければ振り向いてもらえるか?」 
    この問いがHP設計および、あらゆるマーケティングコミュニケーションの要諦です。


    3.特長は“足し算”より“引き算”で際立たせる

    通常、特長はたくさんあるものではありません。あれもこれもと伝えると、かえって魅力がぼやけます。公式HP設計は「足し算」ではなく、守り続けている大切な一つを残す「引き算」の視点も必要です。多くの良さより、一つの”キラリ”とした魅力こそが「らしさ」として印象と候補に残りやすくなります。お客様が求めるのは「完璧な宿」ではなく、日常と異なる「有意義な時間」です。守り続けている大切なことが、お客様の「有意義な時間」にどう貢献できるか。ここに引き立てるべき答えがあります。

     

    以上が、今回の調査から見えてきた宿泊施設の公式HPの効果的な設計と改善ポイントです。
    この調査内容やHP制作について弊社からの詳しい説明や提案をご希望の場合は、無料相談会からお申し込みください。調査担当者やコンサルティング担当者が、御社の状況に合わせた個別のご相談に対応いたします。

    「さいご」のひと言

    お客様の暮らしの延長線上に、皆さんの施設がいつまでも現れますように。
    人生を豊かにする宿泊体験の入り口である、皆さんのホームページが「伝える」から、心に「届く」ものへと変わっていくことを願っています。

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